やしべる やしべる 卑しめる悪口を言う 馬鹿にする低く見る (卑しめるの変形か、あまりいい言葉ではない) [用例] 僕のきいちゅう服、やぶれさがしちゅうき、みんなあにやしべられた。 [訳] 僕の着ている服は、あちこち破れているので、なんなに馬鹿にされた。
ましゃくにあわん ましゃくにあわん 適合しない無用無理 (「間尺にあわん」だと思われる。) [用例] そのちんまい鉋で、ここにならんじゅう柱を全部削るつもりかよ。そりゃあ、ましゃくにあわんぜよ。 [訳] その小さな鉋で、ここに並んでいる柱を全部削るつもりか?それは無理というものです。
もじゃくる もじゃくる 紙などをぐしゃぐしゃに丸める [用例] 「おまんにラブレターみたいなもんがきちょったぜよ。」 「あて、あの人すかんきに、もじゃくってすてた。」[訳] 「おまえにラブレターみたいなものが届いていたよ。」 「わたし、あの人が嫌いなので、丸めて捨てた。」
むさい むさい むさくるしい(土佐弁でないかも知れない) [用例] おんしゃあ、風呂へはいりゆうかよ。その服もいっつもきいちゅうし、まっこと、むさいぜよ。 [訳] お前、風呂へ入ってるのか?その服もいつも着ているし、本当にむさくるしい。 「おんしゃあ」というのは「おんしは」のもっと親しい言葉。もともとは「おぬしは」だったと推察する。