ざっとしちゅう ざっとしちゅう 雑である礼儀正しくないきちんとしてない 【用例】おまん、それで、挨拶もせんと帰ってきたがかよ。ざっとしちゅうのう。【訳】おまえ、それで、挨拶もしないで帰ってきたのか。礼儀正しくないね。
とっと とっと とっても(主に距離が長いことばを修飾する) 【用例】猫がおらんなったと思うて、探しよったら、とっと向こうまで行っちょった。 【訳】猫がいなくなったと思って、探していたら、とっても遠くまで行っていた。
たき たき 丈 【例】「あんたのズボン、ちっくと、たきがながいがとちがうかえ」 「なに言いいう。これ、パンタロンいうがぜよ」 【訳】「お前のズボン、少し、丈が長いんじゃない」 「なにを言ってる。これ、パンタロンというんだよ」
とうがたつ とうがたつ 若い頃をすぎる(土佐弁固有の言い方ではないかもしれない) 【例】あの娘は、芸姑にするには、ちっと、とうがたっちゅうにゃあ。 【訳】あの娘は、芸姑にするには、少し、歳が行き過ぎている。